尾瀬へ向かったが、鳩待峠付近でフロントガラスに雨粒が付いてきたので撤退。
せっかくここまで高度を上げたので野坂ダムを見ていこうと思ったが、
坤六峠はまだ封鎖中。6月から開くらしい。
開いてる期間は6月〜10月。何だこの道路…
というわけでガソリンと時間の無駄でした。
ただもどるのもむかつくので、吹割の滝を再び。
今度はドライブインからすぐに滝を見に行く。
まだ6時半。人がいない渓谷の散策は気持ち良い。
空に広がった雲の向こうに太陽が伺える。再び尾瀬へ向かうかどうか悩む。
それにしても何度見ても良い、素晴らしスポットだ。
結局雨を恐れて尾瀬は諦め玉原湿原へ。風が冷たい。
もう少し早い時期ならばラベンダー園なるものが営業していたようだ。
駐車場に止めて15分も歩くと湿原に到着するようだ。
道中テンを見つける。すぐに逃げられてしまったので写真には取れなかった。
写真はブナの取水所。自然の水はなぜ甘いのか。
湿原に到着。水芭蕉がお出迎え。
といっても水芭蕉以外に何も咲いていないがね。
時期的に水量が非常に多い。誰もおらず静かな気分で湿原を見てまわる。
さて地図を見るとぶなの森なる遊歩道があるようだが、行くかどうか悩む。
しかし尾瀬に行かないとなると時間は余るだろうし、ぶなの森に
はベストシーズンなんてものないだろうから行ってみるとする。
雨。豪雨。
雨の湿原や雨の湖は乙なものかもしれないが、
雨の森は暗くて下草が水を含んでいて甚だよろしくない。
雨具としてポンチョ以外に傘を持ってきておいてよかった。
ポンチョやカッパを着て歩いていたら汗達磨になっていただろう。
山では傘は厳禁みたいなイメージがあるかもしれないが、
荷物をしょっておらず風も強くないなら傘の方が圧倒的有利だ。
ぜひ手荷物の中に折りたたみ傘を入れておきたい。
森を降り、アスファルトの道路に出たところで雨が止む…
なんというリアルラック。
駐車場に戻ると団体客が来ていた。皆ザックを背負いカッパを着てガイドの説明を受けている。
どこまで行くのだろうか? まさか穂尊山まで登るつもりではないだろうが。
玉原ダムの堤を歩こうと思ったが、ダムの開放は5月末から。残念。
駐車場が少ない。5台ぐらいしか止められない。
橋の上にカメラファンがいると思ったら、汽笛が! 慌ててカメラを構えたせいで
こんな構図になってしまった。
橋の上にはバンジージャンプがあったが営業していなかった。良かった…
渓谷の入口が分かりにくい! 地図も何も無い。
いきなり車道に遊歩道入口の看板がある。
遊歩道自体はお金をかけて道が整備してあり気持よく歩ける。
それだけに駐車場の少なさと地図がないことが残念だ。
全体的にひらけた明るい渓谷。ある意味、これを渓谷といっていいのかどうが
微妙なところだ。利根川の上流に当たるらしく水量は多い。
新緑の季節には良い渓谷だ。
途中、豪雨にある。道路に水が溢れてくるぐらいの豪雨。
これで尾瀬に行っていたらどうなっていたのだろう…
ところが四万ダムに到着する頃には再び晴れた。
エメラルドブルーのダム。修正なしでこの色。ほとんどのダムは緑に濁る。
湖畔の温泉、こしきの湯。400円で小さい内湯1のみ!
客が他にいないので窓を全開にすると、冷たい風が入ってきて調度良かった。
ダムは周遊道路が整備してあり、途中にシャクナゲの滝なる所もあった。
落差・水量共に普通かな。それでも奥多摩の払沢の滝より5倍くらいすごいが…
入り口には熊避けのための「クマ対策発音柱」なるものが設置してある。
ハンマーで叩くように書いてあるが、肝心のハンマーがなく、代わりに石が置いてある。
石で叩くと物凄い音がする。
湖畔の公園。
まだ桜が咲いている。
このダムは本当にいい色をしている。それだけ水が綺麗だということなのか。
対岸の道路がガードレールごと湖面に突っ込んでいる。作業用の道路? それとも
村を沈めた名残だろうか?
逆光でここまでうまく写真を取れたのは初めてかもしれない。
水生生物園なるものを覗いてみる。
カエルの死骸に群がるオタマジャクシ。諸行無常である。
Pナシ。熊出没注意。1.2`の道中に「クマ対策発音柱」が散見する。
なかなか急な崖沿いの道をゆく。
この時期はどこも新緑が綺麗だ。
摩耶の滝。あんまりたいしたことないかも…
少なくとも1.2`歩くほどのものではない。
四万ダム下流。
滝つぼの岩盤に穴があいている奇景。
この手の景色は大好物です。
四万ダムに行くならアクセスもよいためぜひ寄ろう。
穴は大小8つほどあるらしい。
それにしてもここの水の色は美しい。
県の天然記念物。
ハゲおっさん的に星4つ。
せっかくなので草津まで温泉に入りに行こう…
と思って車を飛ばすこと1時間。なめてました。
地図上では市街地になっているが、実際走ると、峠を二つ超えるという…
600円2時間。内1外2 ぬる湯アリ 硫黄泉
硫黄泉は沢山あるが、草津の硫黄泉は、硫黄をさらにカラカラに焼いたような臭がする。
湯量が豊富で打たせ湯、ぬる湯があるため長湯できる。21時まで、飯は18時まで。
20時で風呂を上がり、コンビニで飯を食い、尾瀬方面へ向けて再び峠越。
峠を二つ超えたところで疲れたので、田舎特有のコンビニのでかい駐車場で寝る。
9時過ぎ入眠。田んぼの中にあり、カエルの鳴き声が窓を閉めた車内にまで響いてくる。